イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#822 Present Tense/James Carter (EmArcy-CD)

James Carter - Present Tense

1.Rapid Shave
2.Bro. Dolphy
3.Pour que ma Vie Demeure
4.Sussa Nita
5.Song of Delilah
6.Dodo's Bounce
7.Shadowy Sands
8.Hymn of the Orient
9.Bossa J.C.
10.Tenderly

James Carter (fl,b-cl,ss,ts,bs) Dwight Adams (tp,fl-h) D.D. Jackson (p)
Rodney Jones (g→only4,6,9) James Genus (b) Victor Lewis (ds)
Eli Fountain (conga,perc→only4,7,9)

Rec-2007



sheppさんにコメントを頂戴しましたらジェームス・カーターが聴きたくなりました。カーターはマルチ・リード奏者で、このアルバムでも5種の楽器を操っています。この作品は一番新しいアルバムのようで、カーターの作品もかなりのタイトル数がありますがジャズへの出戻りオヤジの当方にとってはいつものことながら今のところ唯一聴くことが出来ている作品です。

のっけからトランペットとの2ホーンでご機嫌なサウンドが飛び出してきます。ディス・イズ・ジャズです。ブリブリでゴリゴリのバリトンが炸裂する1曲目からムンムンとしたサウンドです。ピアノのディー・ディー・ジャクソンがドン・プーレン張りのローリング・フィストで煽っているのが痛快です。2曲目ではバスクラに持ち替えドルフィーへのオマージュを表しています。アグレッシヴに攻めてきますがアプローチはドルフィーを連想をさせるものではないと個人的には思いました。3曲目はソプラノ。メロウに奏でる節回しがいい味を出しています。ギターが加わった4曲目はテナー。パーカッションの効果とともに淫靡に迫ります。5曲目はソプラノ。呪術的なイントロが印象に残ります。6曲目はフルート。ミュート・トランペットとのテーマは微かなコミカルさも漂わせキュートな小品に纏まっています。7曲目はバスクラでスローなラテン・ナンバーになっています。8曲目はドラムのイントロからハードに疾走するアップテンポなナンバー。強靭なバリサクに痺れます。9曲目のボッサはテナーで。タイトルのJ.C.は聴く前はコルトレーンかと思ったけど、こりゃご本人(J-ames C-arter)のことですね。曲調やボッサからコルトレーンは連想出来ないです。ギター・カッティングが心地良いですね。ラストの10曲目はバラードで〆ています。トランペットとともにバリトンが渋く唱い上げています。

様々な表情の曲を5種の楽器で料理するサマは、さしずめ一人博覧会の様相を呈しており、ニュアンスも多彩でしかも表現力豊かな確かな技術はあまりにも眩くて絶句してしまいます。何せこの一枚しか経験出来ていないので、沢山あるカーターのアルバムを聴くたびに新たな発見が実感出来そうな気がして、今後の新譜にしろ既出の旧譜にしろ聴くことが楽しみになってしまうアーティストでした。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/02/25(水) 23:58:54|
  2. Soprano Sax, Baritone Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

恐縮です・・・

>ディー・ディー・ジャクソンがドン・プーレン張りのローリング・フィスト
>で煽っているのが痛快です。
  ああいうのを「ローリング・フィスト」って言うんですね! 勉強になります。

ドン・プーレンと言えば天国でジョージ・アダムスなんかと大騒ぎしてるんでしょうね~。
ぶち切れたジョージ・アダムスも良いですがリリカルなバラッドのプレイも魅力です。
ダニー・リッチモンドもキャメロン・ブラウンも好きなんですよね~。

やはり「ミンガス・スクール」は凄い? 済みません話が脱線しました。
  1. 2009/02/26(木) 09:08:08 |
  2. URL |
  3. shepp #-
  4. [ 編集]

sheppさん、こんばんは。

>ああいうのを「ローリング・フィスト」って言うんですね! 勉強になります。

見たままのことを単純に横文字にしてみただけなのです。なので絶対に間違いだと思います(汗)。実際はあの奏法はなんと呼ばれているのでしょうね?自分も興味があります(笑)。

プーレン&アダムス、リッチモンドは鬼籍に入ってしまいましたね。彼らのマウント・フジでの勇姿が目に焼き付いています。健在なのはキャメロン・ブラウンだけになってしまいましたね。彼の頬を膨らませながら熱演するベース・スタイルが当方も大好きです。ミンガス・スクール、凄いと思います(笑)。
  1. 2009/02/26(木) 17:33:02 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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