イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

#830 Song Out of My Trees/Henry Threadgill (Black Saint-CD)

Henry Threadgill - Song Out of My Trees

1.Gateway
2.Over the River Club
3.Grief
4.Crea
5.Song Out of My Trees

1

Henry Threadgill (as) Ted Daniel (tp) Brandon Ross (g) Jerome Harris (b)
Gene Lake (ds)

2

Brandon Ross (alto-g) James Emery (soprano-g) Ed Cherry (g)
Jerome Harris (bass-g) Myra Melford (p)

3

Henry Threadgill (as) Tony Cedrus (accordion) Amina Claudine Myers (harpsicord)
Diedre Murray (cello) Michelle Kinney (cello) Mossa Bildner (voice)

4

Ted Daniel (hunting horns) Brandon Ross (alto-g) James Emery (soprano-g)
Ed cherry (g) Jerome Harris (bass-g)

5

Henry Threadgill (as) Ed Cherry (g) Amina Claudine Myers (org)
Reggie Nicholson (ds)

Rec-1993



とても気になるヘンリー・スレッギルと云うアーティストのアルバムを買ってみた。当方にとって初めて聴くミュージシャンです。彼も昨日取り上げたフレッド・アンダーソン同様シカゴのミュージシャンなのですね。彼のアルバムはそこそこタイトル数があるのですが今は大部分が入手困難なようで、参加しているグループ『Air』(エアー)の数作とごく一部のリーダー作くらいしか流通していないようです。なのでたまたま入手出来たのがこの作品と云っただけで、この作品に特に思い入れがあったわけではありません。

何せ全くわからない未知のプレーヤーで予備知識を入れようにも日本語で読める適当なサイトや書物を見つけられず往生しています。しかも購入してから気がついたのですが、彼の参加していない曲が2曲(2,4)もあるのでどういうことなのか「?」が出てきます。米Wikiでのディスコでそのことが確認出来るのですが、なにか独特な位置づけにあるアルバムのような感じがしますね。そこのところはライナーの英語と格闘しなければならないのでしょうが、英語アレルギーの当方には読む前から既にお手上げ状態です。演奏されている楽器もなんとも個性的なセレクトで、すんなりと入ってくるかどうか心配でもあります。

通して聴いてみて解ったことは、スレッギルのアルトを堪能するのには足らない内容であったということ。いや、アルバムの出来ということではなくて楽器での出番が少なすぎるので演奏に関しては参考にしにくいですねぇ。ただし存在感のあるパワフルで熱いアルトでのプレイの片鱗が3曲目辺りで確認出来たので、彼のセクステットでの作品などで確認したくなってきます。それとこのアルバムは彼にとってコンポーザーとしての役割が大きかったということは聴いてみて理解出来ました。

1曲目はブランドン・ロスのギターのインパクトが高く、浮遊感を伴ったサウンドが印象的です。2曲目や4曲目などはギター・アンサンブルが耳を惹きますね。スーパー・ギター・トリオ(アル・ディ・メオラ&パコ・デ・ルシア&ジョン・マクラフリン)のような風合いやバロック的な雰囲気も魅せながら、マイラ・メルフォードのゴツい解釈のピアノやテッド・ダニエルのハンティング・ホーンの取り合わせがなかなか斬新です。3曲目は掻き毟られるチェロと民族的なヴォイスがエキゾチックに絡み、アコーディオンやハープシコードが牧歌的な雰囲気を醸し出しています。ラストの5曲目はオルガンとギターが主導権を握っていますが、この作品の中では一番ジャズらしい演奏になっているような気がします。

というわけで初めてのスレッギル体験はどうやら不完全燃焼に終わったようですが、作品の内容としては異質ながらも結構楽しめたようです。どの辺りの作品が彼の本質を射抜いたアルバムなのでしょうかねぇ。今後も試行錯誤が続きます。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/03/05(木) 23:29:58|
  2. Alto Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<#831 The Far Side/Tony Reedus (Evidence-CD) | ホーム | #829 On the Run - Live at the Velvet Lounge/Fred Anderson (Delmark-CD)>>

コメント

そうなんですよね・・・

最近 コンポーザーやプロデューサー的な感じで自分で吹かないんですよね、スレッギル。
(この作品は聴いてませんので分かりませんが・・・。) 
すでにAIRの他の2人は故人ですがスレッギルは健在なのでしょうか?

ぬどいさん こんばんは。
それが またブラクストンなどのそれより詰まらないと感じます。(すみません、あくまでも主観です。)ジャズからも離れて変な方向に向かっているというか・・・。良く言うとコンセプシャルなNew Music。好きな人も大勢いるようです。

最近は聴いてませんが 昔は本当に良く聴きました、「AIR」。 スレッギルのアルトと言うより、
フレッド・ホプキンスとスティーブ・マッコールとのトリオのインタープレイが大好きです。 
マッコールが抜けてドラムスがフェローン・アクラフになってからの「New AIR」もお薦めです! 
AIR(特にWHYNOT盤は)はあまりハズレはないと思います。(個人的な意見ですが)
ただし私の場合体系的に聴けていませんので シカゴ前衛派の「AACM」がどうので
アート・アンサンブル・オブ・シカゴとの関連が云々などと言うことは全く分かりません。(笑)

そう言えば ぬどいさん ついにエヴァン・パーカーとか手を出してしまいましたね。
きてますね~。
お薦めはincusの19番「saxophone solos」でノンブレスのバリバリ循環呼吸のソプラノか、
パーカー名義ではありませんがECMの1537の「TIME WILL TELL」でポール・ブレイ(pf)と
バール・フィリップス(bs)とのトリオです。ここでは溜めのあるテナーも吹いています。
いずれにしても厳し~い。もはや修行か?(笑)
  1. 2009/03/07(土) 21:45:50 |
  2. URL |
  3. shepp #-
  4. [ 編集]

ちょっと拍子抜けしました(笑)。

sheppさん、こんばんは。

記事の通り全くわからない状態でたまたま在庫のあったコレを取り寄せてみたのです。ですからまだ"Air"も聴けていないんですよね~。Wikiで調べてみたのですが彼は健在のようですね。

>コンポーザーやプロデューサー的な感じで自分で吹かないんですよね、スレッギル。

そうなんですか。すると気をつけておかないと同様のパターンに陥りそうですねぇ。とは云ったものの彼のアルバムが殆ど出回っていないので「見つけたら買え」的な状態なのですが。まずはsheppさんお薦めの"Air"からですね(笑)。そうそう"AACM"って自分も気になっていました。"AEOC"と関連がありそうな感じもしますが・・・。

それとエヴァン・パーカーのお薦め作品有難うございます!彼も多作家なので何も聴いてよいのか全く見当がつかなかったところでした。先ずは手に入るかどうかですね~(笑)。
  1. 2009/03/08(日) 00:37:21 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://damimijazz.blog78.fc2.com/tb.php/846-a631cb1c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Profile


ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


Twitter

ジャズ以外のことをつぶやく機会もあると思いますが、大目に見て下さい。

Clock

Calendar & Weather



Search

Counter

Recent Entries

Recent Comments - Japanese Only

Recent Trackbacks

Monthly Archives

Categories

Link

このブログをリンクに追加する

RSS Feed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。