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1.No Resolution
2.In the Still of the Nigh
3.I Got it Bad
4.Yesterdays
5.Virginia's Song
6.Eternal Balance
7.April in Paris
Charles Owens (ts) Jason Lindner (p) Omer Avital (b) Daniel Freedman (ds)
Rec-1999
好きなレーベルであることと、サイドのメンバーに惹かれて聴いてみたくなったので買ってみた。チャールズ・オーウェンズと云うサックス奏者のことは例によって全く知りません。検索すると同名のアメフトの選手ばかり出てきてしまうので結局わからずじまいでした。彼のリーダー作はコレ以外は無いのでしょうかね。メンバーの中で先ず気になったのはジェイソン・リンドナー。以前買ってみた彼のライブ・アルバム『Live/UK』(Sunnyside)や、リーダーのオーウェンズ以外の3人全員が参加している、アナ・コーエン(Anat Cohen)の
『Notes From the Village』(Anzic)を聴いて興味を持っていたので、いずれは他にも色々と手を伸ばしてみようと常々考えていました。リンドナーとは共演の多いオマー・アヴィタルにダニエル・フリードマンと云うリズム陣がこのアルバムにも当て嵌まっているのでやっぱり期待してしまいます。というわけでリーダーを知らなくても手が出てしまったというわけです。ちなみにリンドナーは現在来日中で、チリのヴォーカリスト、クラウディア・アクーニャのグループ・メンバーとしてブルーノート東京で今日(10日)まで、明日(11日)は名古屋ブルーノートで公演があるようです。
このアルバムは先日ダニー・グリセットを観に行った翌日に都内で仕入れてきたのですが、見切り品の扱いなのか新品なのに1000円と云う破格値で、色々と聴き齧ってみたい当方にとってはとても有難いですね。東京に出ると安価でCDが買えるので思わず散在してしまいますが、今回はかなり我慢してコレともう一枚だけで踏みとどまりました。残りの他の一枚は明日取り上げる予定です。
オーウェンズのオリジナルは3曲(1,5,6)のみ。オーウェンズのテナーは軽やかで良く唱うのですが、ちょっとシンプルすぎやしないかと多少のアクが必須な自分には少しもの足らない感じがあります。そういう意味では他の3人も上手く纏めているものの、もう少し+αが欲しいというのが正直な感想になります。ただし彼の書いたオリジナルはなかなか魅力的で、この作品の中では5曲目などが際立っていました。ストレートに奏されるジャズ好きの人には及第点なのかもしれませんが、最近の自分の趣向からするとやっぱりおとなしすぎる感は否めず、もう少し冒険して欲しいなぁという願望が募ります。そもそもがそのようなスタイルのアーティストではなさそうでもあるので、こちら側の無い物ねだりと云ったところなのでしょうか。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2009/03/10(火) 17:38:22|
- Tenor Sax
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