イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

#851 Guitars/McCoy Tyner (Half Note-CD)

McCoy Tyner - Guitars

1.Improvisation 2
2.Passion Dance
3.500 Miles
4.Mr. P.C.
5.Blues on the Corner
6.Improvisation 1
7.Trade Winds
8.Amberjack
9.My Favorite Things
10.Slapback Blues
11.Greensleeves
12.Contemplation
13.Boubacar
14.Baba Drame

McCoy Tyner (p) Ron Carter (b) Jack DeJohnette (ds)
Marc Ribot (g→only1,2,3,6) John Scofield (g→only4,5)
Bela Fleck (banjo→only7,8,9) Derek Trucks (g→only10,11)
Bill Frisell (g→only12,13,14)

Rec-2006



インプロ系のジャズを聴くことに開眼した小生ですが、通過しなければならないギタリストとしてはまずデレク・ベイリー、マルク・デュクレ、マーク・リボー等のミュージシャンを考えていました。日本人であれば高柳昌行さんや、近年活躍しているアーティストであれば大友良英さんとか。そんな折、昨年でしたかこのアルバムが新譜でリリースされる前にマーク・リボーがここで演奏していることを知り、彼のリーダー作を差し置いてこのアルバムで初体験してやろうと考えました。まぁそれ以上にマッコイ・タイナーとマーク・リボーの組み合わせが想像出来ず、かなり気になってしまったと云う側面のほうが大きいかもしれません。詳細を見れば5人のギタリスト(バンジョー含む)がかわるがわるマッコイ・トリオと火花を散らすカルテットの演奏であり、リボー以外にも想像を超えたところの組み合わせで猛烈に気になってしまいました。ジョン・スコは以前(1989年)にデュオで共演していたようですが、他にはデレク・トラックス(!)、そしてビル・フリゼール、ベラ・フレックのバンジョーまで。マッコイのアルバムもご多分に漏れず60年代全般と70年代、80年代の一部で終了していた当方ですので、近作はもちろんのこと今から10数年遡った音源ですらフォロー出来ていない有様です。久しぶりに再会した御大はこちらの予想を超えたメンツを率いてプレイしており、その探求はとどまるところをしらないと云った感じに受け取りました。

5人のギタリスト(バンジョー含む)のキャラクターが各々強烈に表出していて興味深い内容になっています。マーク・リボーは前述の通りしっかり聴いたのがここが初めてで、それまではMP3などをかじり聴きした程度でした。思ったほど極端な手法をとっているようには感じられませんでしたが、それでもやはり個性的で不思議な雰囲気を醸し出すギタリストですね。水と油のような関係かと思っていたのですが思いのほか違和感がないのでニヤけてしまいます。個人的に5人の中で一番すんなりと入ってきたのはジョン・スコの参加している2曲でした。彼特有のウネリが顔を出していますが、マッコイのピアノに自然に溶け込んでいてなかなか味わい深いです。ベラ・フレックのバンジョーは目からウロコが落ちる感覚でした。ディキシー好きの当方としてはバンジョーという楽器にはリズムをカッティングすると云う固定概念が刷り込まれていますが、ここでの彼はどちらかと云うとメロディを奏でる楽器に昇華させていますね。それと先日に自身のグループ、デレク・トラックス・バンドで新譜『Already Free』(Victor)を発表したスライド・ギターの名手がマッコイと共演とは。ジャズにとどまらないブルージーで粘着質なサウンドを醸しておりイカしています。ビル・フリゼールもジャズに固執しないスタイルのギタリストですね。12曲目などはなかなかグッとくる曲でした。彼は5月に来日が決まっているようですね。

このアルバムはCDの他に、その収録現場の様子を収めたDVDとの2枚組になっています。ラフな雰囲気が捉えられていてCDで聴ける音源の録音風景が見られるのは大変有難いことです。ライブなどの映像などはよくカップリングされていることが多いですが、スタジオ録音のこのようなショットはなかなか興味深いものがあります。山中千尋さんの近作にも収録中の映像DVDが付いていましたが、こういう企画は大歓迎です。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/03/26(木) 23:57:12|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<#852 Tragicomic/Vijay Iyer (Sunnyside-CD) | ホーム | #850 The Reclamation Project/Ralph Peterson Fo'tet (Evidence-CD)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://damimijazz.blog78.fc2.com/tb.php/868-21baeb72
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Profile


ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


Twitter

ジャズ以外のことをつぶやく機会もあると思いますが、大目に見て下さい。

Clock

Calendar & Weather



Search

Counter

Recent Entries

Recent Comments - Japanese Only

Recent Trackbacks

Monthly Archives

Categories

Link

このブログをリンクに追加する

RSS Feed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。