イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#855 The Tip/David Murray (DIW-CD)

David Murray - The Tip

1.Sex Machine
2.Flowers for Albert
3.Removen Veil
4.M.D.
5.Kahari Romare
6.The Tip
7.Mailinda
8.One World Family

David Murray (ts,b-cl) Robert Irving III (syn,org) Bobby Broom (g)
Daryl Thompson (g→only1,3,7) Darryl Jones (b) Toby Williams (ds)
Kahil El'Zabar (perc,vo→only8) Olu Dara (cor→only2) G'Ra (wordist→only3)

Rec-1994



昨年リリースされているデヴィッド・マレイのブラック・セイント・カルテット名義のライブ盤『Live in Berlin』(Jazzwerkstatt)を発売日前に予約していたのになかなか手元に来ず、結局予定日から3ヶ月以上待たされて落手しました。東京に出た時、発売日直後に市場に流通していることを確認していたので、あまりの遅さになおさら憤慨させられました。田舎在住ですので大部分をネットでの購入に依存していますが、買う殆どが輸入盤のマイナー・レーベルと云うこともあり、且つジャズというマイノリティー・ジャンルの特性上、明らかにプレス数が少ないものを対象に追っかけしているわけであり、新譜であっても確実に手に入れると云う意味においては限界を感じさせられてしまいます。まぁこのアルバムのように手元にくればなんの問題もないのですが、注文して一年以上経っても手に入らないことがあることもしばしば。例えばペーター・ブロッツマン(Peter Brotzmann)のシカゴ・テンテットでの作品『Chicago Tentet At Molde 2007』(Okka)はもうすぐリリースされてから一年経つというのに未だに入手出来ず、またダニエル・ザミール(Daniel Zamir)の『Amen』(Acum)も結局音沙汰なし。いずれも発売前に予約しているというのに。いきなり愚痴から始まってしまってすみません。

今日は前述の作品ではなくて思いがけず入手することとなった15年ほど前のアルバムを聴いています。これはまた随分とくだけたというか多彩というか自由というか、大らかなマレイのアルバムだなぁと感じました。マレイの全貌というか変遷を理解していない当方にとっては、このアルバムで聴かれるスタイルが彼にとって全くの守備範囲のことであるのか冒険であるのかすら解っておりませんが、一般的なジャズの概念にとらわれるとなかなか手を伸ばしにくい部類の作品のような気もします。ただしマレイ自身の逞しいテナーは相変わらずパワフルであることを証明しており、楽曲のギャップもまた一興といったところです。

1曲目からネットリとしたファンク臭ムンムンのサウンドが飛び出してきます。と思えば2曲目はレゲエ調になり、3曲目はポエトリー・リーディングが出てきたりと変わり身の早さに呆気にとられてしまいます。そんな流れから現れる4曲目と5曲目、7曲目あたりは自分にとっての聴きどころのナンバーです。どちらかと云えばクールに響くこの3曲はマレイのテナー云々というよりも楽曲の良さに惹かれているのですが。ラストの8曲目にはヴォーカルも入っています。全体的にはエレクトリック・サウンドを全面に押し出したコンテンポラリーな内容になっています。

そういえば昨年末にマレイは新宿ピットインで公演していて、その模様を拙ブログにコメントを下さるpiouhgdさんが観に行かれているんですね。なんでも演奏中にメンバー間でモメたのだそうですが、マレイのことをそれほど知らない当方がさもありなんと思ってしまうのは何故なのでしょう。テナーの吹きっぷりから気性の荒さを推し量っているのか?自分でも明確に答えることが出来ません。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/03/30(月) 22:53:34|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

>メンバー間でモメた

あれから、あの時演奏に参加していたメンバーの方に、別のライブの時に思い切って真相を聴いてみたのですが、モメた訳ではなくて、単にマレイが酔っぱらった上で早く切り上げたくて機嫌が悪くなっただけ、とのことです。
終わらせるべく、マレイ自ら出て来てテーマを吹いたはいいのですが、あまりにグダグダで、周りのミュージシャンもどうしていいのか分からない状況だったとか。
後でマレイの方から謝罪があったとか。
前科というか、前にも似たようなことをしでかしたことがあるらしいとか。

そんな感じだったらしいです。
今ひとつB級感が抜けないのは、意外とそんなところによるのかもしれませんね。
演奏は素晴らしかったんですけどね、ヒヤヒヤしながら見てましたよ。(笑)
  1. 2009/03/30(月) 23:12:52 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、早々にコメント有難うございます。

なるほど、そういうことだったのですか(笑)。ということはライブ前からアルコールをひっかけていて、その時点で既に出来上がっていたということですね。

マレイの人柄までは考えたこともなかったですが、わりといいかげんで自由人のようですね(笑)。それはそれは他のメンバーの方は災難だったでしょうね。

でも、相当エネルギッシュで熱い演奏を堪能されたようなので、次回の来日時には観てみたくなりました(笑)。
  1. 2009/03/30(月) 23:32:12 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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