イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#859 Bound/Cuong Vu (Omnitone-CD)

Cuong Vu - Bound

1.Two
2.Our Bridge
3.Still Ragged
4.Bound
5.The Drift
6.Acid Kiss
7.The Burn

Cuong Vu (tp,vo) Jamie Saft (p,el-p,key) Stomu Takeishi (el-b)
Jim Black (ds)

Rec-1999



クォン・ヴーを初めて聴いたのは近作の『Vu-tet』(ArtistShare)からでしたが、あまりに自由でエキサイティングで強烈なノイズを伴ったトランペットに、正直言ってかなり度肝を抜かれたのが始まりでした。これは果たしてジャズと云っていいのかすらよく判らないくらいの衝撃でした。彼を聴くキッカケはメセニー・グループに参加しているということだけで興味を持ったのですが、その頃の当方は実際には近年のジャズを殆ど聴けていなかったということもあって、クォン・ヴー入りのメセニーの音源すらチェックしていないと云う体たらくでした。新しいジャズを聴くにあたり取り敢えずは自分の知っているアーティストからその人脈を辿ってみようと云う、芋づる方式を採用して新規に開拓していこうとしていたのでした。

2007年収録の上記作のインパクトは凄かったですが、遡っていくとどのような表情を見せてくれるのかが以後の関心事となり古い録音の作品を取り寄せてみた次第です。到着するのに注文して半年くらいかかりましたが。聴いてみると基本的なコンセプトは現在と全く変わっていないように感じられます。ただし近年のエフェクターの効果が進化しているのかそれとも彼自身のサウンドに対する姿勢の変化であるのか、近作と比較するとこの作品ではそういった部分がどちらかと云えばナチュラルでマイルドに感じられました。彼の作品を聴いたのはこれが3枚目になるのですが、一番新しい『Vu-tet』がクリス・スピードとの二管カルテットで、手元にあるもう一枚の『It's Mostly Residual』はビル・フリゼールを加えたカルテットでした。ひょっとするとこのアルバムのトランペット+ピアノ・トリオと云う構図よりも前述の編成のほうが自由度を増して響いてくるような感覚に捉われていて、その状態で対比するとこのカルテットがシンプルに感じられるのかもしれませんが。実際はやはり大胆な発想でそれに付随したある種の奇抜さも漂っています。自分にとってのこの世界観は堪らないものがあり有無を云わさず惹き込まれてしまうのですが、ジャズに柔軟でない場合は放り投げられる可能性もあるのかもしれませんね。4曲目ではヴーがヴォーカルを執っています。

ヴーのバンドにはドラムのテッド・プアーは欠かせないと思い込んでおりましたが、やはり強者ジム・ブラック、侮れない自己主張を止めないビートを繰り出しています。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/04/03(金) 23:54:57|
  2. Trumpet
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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