イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#873 Moonscape/Michael Garrick Trio (Airborne-CD)

P2280004.jpg

1.Moonscape
2.Music for Shattering Supermarkets
3.Sketches of Israel
4.A Face in the Crowd
5.Man, Have You Ever Heard
6.Take-Off

Michael Garrick (p) Dave Green (b) John Taylor (b) Colin Barnes (ds)

Rec-1964



えっ、コレだけ?マキシ・シングルかよ、と思うくらい短い収録時間です。何せ20分ちょっとで終わってしまいます。そもそもこの音源は10インチ・レコードでリリースされたものなのです。しかもプレスされた原盤は99枚のみということで、このCDの再発が決まった約2年ほど前にはかなり大々的にインフォメーションがありました。リイシューにあたってCDの他にアナログも500枚限定でプレスされているのでリキの入り具合がわかるというものです。オリジナルはAirborneと云う自主レーベルだそうで、イギリスのTrunk Recordsが今回の発売元です。マイケル・ガーリックは個人的にも20年以上前のアナログの頃から気に入って聴いていたアーティストであるので、よもやのこのアルバムの発売には度肝を抜かれました。このブログでも1978年の『You've Changed/Michael Garrick Trio with Don Weller』(Hep)や、2001年の『Don Rendell Reunion with Ian Carr & Michael Garrick』(Spotlite)などを過去に取り上げています。

ガーリックのピアノ・トリオですがメンバーの入れ替えが一曲だけあります。デイヴ・グリーンが5曲でベースを担当していますが、ジョン・テイラーというベーシストが一曲だけ参加しているようです。パーソネルの詳細が明記されていないので該当のトラックがわかりません。ジョン・テイラーと云えばイギリスでは同姓同名の巨人ピアニストが有名ですが、どうやら同名異人のようですね。

内容としてはなかなか骨っぽいサウンドのピアノ・トリオですね。オーソドックスなものを期待すると肘鉄を食らわされるようなハードな一面も垣間見え、スウィングするものやメロウに展開していくものもありますが、見事にガーリック独自の世界が開花しています。シリアスさを多分に含んだキリッと引き締まったサウンドが凛々しいです。硬質に響くピアノが凡百のピアノ・トリオと一線を画していることを強調するかのように鈍色の光を放射し続けます。4曲目などはベースやドラムとの掛け合いもスリリングで青白い炎が立ち上ります。

聴く人によってはある種の取っつきにくさが付いて回るであろう作品ですが、ドライで傷口に塩をまぶすようなヒリヒリしたテンションは嵌ると病みつきになってしまいます。インプロ系のジャズに開眼した当方にとってはこういう作品も堪らない魅力があります。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/04/17(金) 23:56:21|
  2. Piano
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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