イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#908 Behind the Clouds/Martin Brunner Trio (Arta-CD)

Martin Brunner - Behind the Clouds

1.Along the Yellow Path
2.Bowling Club
3.Recalling Thyme's Scent
4.Espresso
5.Photo From the Family Album
6.Whirlwinds
7.Behind the Clouds
8.Dave's Dirty Dog
9.Song

Martin Brunner (p) Martin Kapusnik (b,el-b) Patr Mikes (ds)

Rec-2009



とある記事を読み、とあるアーティストを知り、そのアーティストのHPを覗きMP3を試してみれば、自分の求めていたど真ん中、どストライクであったことの喜びは格別であります。未知のもの(個人的には未知なものばかりですが)の探求が本当に好きでワクワクしますが、そのアーティストの新譜が比較的最近にリリースされていたのに気がつかなかった(未知なので当然のことなのですが)というのはやはり悔しい。常々リリース情報には敏感になっているのに、美味しいところ(個人的に)を見逃し、イマイチなもの(あくまで個人的に)を掴み、まだまだオイラの目は節穴だなぁと思い知らされます。まぁ既にお気に入りになったアーティストの情報までもしょっちゅう見逃してしまいますが。先ほどもウォルター・スミスの新譜がちょっと前に出ていたことに気がつくと云う体たらくです。

個人的にはこれから続々とリリースされる新譜を中心に聴いていきたいと思っていることを幾度も表明しているだけに切実です。ネット以前は紙媒体である雑誌を中心に活用し情報を収集していましたが、今買うといえば『ジャズ批評』誌ぐらいで、いかんせんふた月に一度のデータでは速報性に乏しいし、且つ雑誌と云う情報量が制約された中では紹介される内容にも当然指向性があって偏りが生じます。というわけで、現時点では量販店ないしジャズ通販店の新譜情報とメルマガ、他所様のブログやHPなどの記事を参照させてもらっているのですが、もう少し効率的且つ広範に情報を収集できんかなぁと画策しています。

しかも始末の悪いことに、認知度の低いアーティストにそそられる自分の趣向がムクムクと湧き上がります。大規模には決して喧伝されず、なかなか陽の目をみないから当然マイナーなわけで、従来の方法のみで調べるだけでは無理があることを当たり前ながら痛感させられます。実際は音楽を聴くのにネーム・ヴァリューなぞ関係ないはずなのに困ったものです。ただ、知られざる名手を発見するにつけ、その興奮の度合いはさらに高まるのです。この我が儘な欲求を満たしてくれる、メジャーやマイナーなどを超越した、整然と纏められてリアルタイムに更新されるサイトはないものだろうか、と日々探りを入れるのですが満足出来るところが見つかりません。むぅぅ。

というわけで、今年リリースされて既にしばらく経っているこのアルバムを聴いています。マイナーかどうかは判りませんが欧州ピアノ好きはこのあたりはチェックしているのでしょう。えぇと名前が正確に読めません。チェコのピアニストです。ヴィート・シュベッツやマテイ(マチェイ)・ベンコ、ヤロスラフ・シミチェクあたりが作品を発表しているArtaと云うチェコのレーベルからのリリースです。Artaのラインナップを見ると、ベーシストのジョージ・ムラーツのアルバムも散見され、トミフラとの共演などで当方には懐かしい名前であった彼が今も現役で、しかもチェコ人であったと云うことを恥ずかしながら初めて認識しました。

この作品を聴いてみて思ったことは、なかなか印象的な曲を書くなぁということ。マーティン(マルティン?)さんは流麗に音を紡いでいきますが、正直云えばそのプレイよりも曲のほうに意識がいきます。その辺りは圧倒的個性派を愛でる自分の好みが反映された結果なのでしょうか。そういう意味ではマテイ・ベンコのほうが当方のドーパミンを充分に誘発してくれます。どちらかといえばヨーロッパのピアニストらしい濁りのない綺麗な音色ですが、常にしっとりと静謐に迫るようなタイプでは無く、かといってパワーで押しまくるような感じとも言い切れない形容の難しさを感じています。ただ、奇抜といった意味ではない注意を惹くメロディや曲の展開は興味深く、簡単に耳を通り過ぎない奥深さを感じさせてくれました。また、リズムも堅実。曲によってエレベを使用しドライヴ感を生み出していますし、カチッと引き締めるドラムの小気味良さも相まって聴き心地のよいアルバムですな。これから徐々に自分の色が付いてくるといったところでしょうか、伸びしろを大いに感じさせてくれるピアニストでした。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/11/28(土) 02:40:17|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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