イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#913 Golonka Love/The Core (Moserobie-CD)

The Core - Golonka Love

Disc 1
1.Caveman's Blues
2.The Sun Also Rises
3.New Thing
4.Zaire
5.Blue Sky
6.7th Father
7.Iliman Dance

Disc 2
1.Pharoah
2.Blue Sky
3.The Core
4.Zaire
5.Free Bird
6.Interlude
7.Bolero
8.Iliman Dance

Disc 1 [1~5]

Jorgen Mathisen (saxes) Erlend Slettevoll (el-p) Steinar Raknes (double-b) Espen Aalberg (ds)

Rec-2008

Disc 1 [6,7] Disc 2 [1~4]

Kjetil Moster (saxes) Erlend Slettevoll (p) Steinar Raknes (double-b) Espen Aalberg (ds)

Rec-2007

Disc 2 [5~8]

Kjetil Moster (saxes) Erlend Slettevoll (p) Steinar Raknes (double-b) Espen Aalberg (ds)
DJ Lenar (turntables)

Rec-2007



このノルウェーの連中のことは以前から名前だけ知っていたのですが、過日ある記事をキッカケに聴いてみようと思い立ち、過去作のMP3を試してみればそれはもう勇ましいサウンドが飛び出してきて度肝を抜かれ、個人的嗜好にあまりにも合致するエキサイティングなジャズなので全ての作品を取り寄せてしまったという、己に散在をさせやがった許し難きグループであります。うわぁ、昨年に恵比寿『天窓スイッチ』と中目黒『楽屋』というハコで初来日公演(2008年10月17日~19日)を果たしていたではないか!おぉぅ、何という後悔・・・。多分コレを生で体験していたら鼻血を噴く自信が当方にはあります。北欧といえば、モティーフ(Motif)やザ・シング(The Thing)の来日は都合が付かず(アトミック(Atomic)は既に公演からだいぶ経ったけれど観に行きました)じっと我慢していたけれど、この連中をスルーするのは知っていれば不可能だったと思う。自分にとってあまりにもど真ん中であったのでこれは凄く残念です。彼らは今日(12月9日~)からツアーのようですが、何とインド・スリランカ・ネパールを回るという(過去にもインドやパキスタン、バングラデッシュ等を回っており、インド人奏者のタブラやシタール、フルートとこの時期に競演した"The Indian Core"(Grappa)というアルバムまでありました)。そしてつい先日までは約二週間掛けて中国&香港で演っていたようです。近場(?)にいるのに何故コッチに来ない?しかし嬉しいアナウンスも!来年2月初旬にはレコーディングに入る模様、とても楽しみです。

まずは彼らのHP(←リンクが埋めてあります)を覗き、右上にアップロードされている4曲を聴いたのですが、このアルバム収録の"New Thing"というトラックと"7th Father"(2004年のデビュー作の"Vision"[Jazzaway]に収録)を聴いて、即座に通販サイトに発注を掛けてしまいました。よく見ればご丁寧にブートレグと称し、自身のライヴ音源をHP上に公開(先日の中国&香港公演のものもあった!)していてなんとも太っ腹でニヤついてしまいます。

これはザ・コア"The Core"のポーランド国内3ヶ所での演奏を収録した2枚組ライブ盤。フロントのサックスには、前メンバーのシェティル・メステルと、現メンバーのヨルゲン・マティセンという二人が今までに在籍していて、このライヴ・アルバムは、その二人の燃えるサックスが堪能できるという贅沢なものです。他のメンバーであるピアノのエアレン・スレッテフォル(アーレン・スレッテヴォル)、ベースのスタイナー・ラクネス(スタイナル・ラクネス)、ドラムのエスペン・アールベルグ(エスペン・オールベルグ)は不動です(※カッコ内は国内盤CDの表記で、前に書いてあるものは来日時の表記のようです)。

ユニオンの解説では『ディストーションをかましたローズ』とありますが、これがなかなか邪悪な音で気持ちがいい。こういうアプローチは珍しいことでもないのかもしれないけれど、荒々しく疾走するこの歪みには惹き込まれてしまいます。ローズ・ピアノの使用は2008年に"Free Blues Club"と云うハコで演奏された5曲(A-1~A-5)のみで、サックスは現メンバーのヨルゲン・マティセンの咆哮が聴けます。残りの10曲は2007年の演奏で、"Club Hades"での6曲(A-6,A-7,B-1~B-4)はアコースティックなカルテット、"Blue Note"での4曲(B-5~B-8)はカルテット+ターンテーブル(地元のDJだそうでヴォイスも入っている)という構成で、前メンバーのシェティル・メステルの呪術的な熱いスピリットが披露されます。

60年代のモーダルなジャズをベースにしたサウンドは、さらなる進化を望む向きには新鮮味に欠ける旨の論評も散見されます。確かにスレッテフォルのピアノにマッコイ・タイナーが降臨し、曲によってはコルトレーン・ライクな表情も垣間見え、また心酔しているのであろう"Pharoah"と云う名のトラック等々、さもありなんといった感じではあるのですが、いまさらそのテの音を好む自分のような人間にとってその指摘は耳が痛いながらも、彼らなりのテイストも感じられるこのアルバムなどは、そこだけに留まらない斬新さも放射しているように感じました。こういうの好きなんだよなぁ、と再認識させられたグループでした。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/12/09(水) 03:23:14|
  2. Combo
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  4. | コメント:0
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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