イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#918 Complexity in Simplicity/Pawel Kaczmarczyk Audiofeeling Band (ACT-CD)

Pawel Kaczmarczyk - Complexity in Simplicity

1.Logan - Prologue
2.Logan
3.Blue Eyes
4.Fauchery
5.Homage to Freddie
6.Elegy for E.S.
7.Complexity in Simplicity
8.Catch More Chicks
9.Adorable Little Rose
10.Samara
11.Fauchery - Resumption

Pawel Kaczmarczyk (p) Radek Nowicki (ss,ts) Tomasz Grzegorski (ts,b-cl)
Grzech Piotrowski (ss) Lukasz Poprawski (as) Jerzy Malek (tp) Rafal Sarnecki (g)
Wojciech Pulcyn (double-b) Michal Baranski (double-b) Lukasz Zyta (ds)
Pawel Dobrowolski (ds) Bogusz Wekka (perc)

Rec-2009



季節感を一切与えない当ブログ。以前はテンプレートぐらいはと、季節毎に色々と選んでみたりしていたけれど、ここのところは黒マット地のもので放置したままです。根がガサツに出来ているのでそういうマメなことが長続きしません。ちなみに聴いているものも全く通常通り。クリスマスだからといって特別工夫してみるといったことも無く、続々と届く新譜をウヒウヒ言いながら聴いております。直近ではウォルター・スミス&マーク・スモール(結構渋い仕上がり!)やクレメンス・マークトル(聴き応えあり!)、クリス・ポッター(もうちょっと時間を掛けてしっかり聴き込みたい)にフェレンク・ネメス(録音が2005年のリイシューだけれど結構好み)、マシュー・シップ(おっ!?)にボビー・プレヴィット(おおぅ・・・)、ピエール・ド・ベスマン(やはりその路線ですか・・・)にバンジャマン・エノク入りのコンボ(そうきたか!)、エルンスト・グレールム(安定してますなぁ)等々。相変わらず脈絡無く無節操に聴き倒していますが、自分にはコレが一番好いようです。届いたばかりのフレッシュなものに挟み込んで、まだリリースされてから3ヶ月くらいしか経っていないけれども、聴く度に新たな発見があって聴後に余韻がジーンと沁みわたるこのような作品も手に取ってしまいます。

琴線に触れるというか恍惚感に浸れるというか、とてつもなく気持ちよくなれるコード(メロディ)進行というのが自分の中にはあって、楽理の備わっていない人間だけに説明が困難なので、敢えてうやむやにしちゃいますが、ジャズに限らず音楽を聴いていると突如それにぶつかることが侭あって何ともいえない幸福感を得られます。コレを聴いていて思わずビクンと反応したのが5曲目。こりゃ私にとっては大変なご馳走です。このトラックはとり憑かれた様に何度も聴きましたが、トータルでもとても素晴らしく何度も聴くに堪えうる極上の作品となりました。

ポーランドのピアニスト、パヴェウ・カチュマルチクの3作目。前2作は聴けていませんが、もし容易に入手できる環境であったならば是非とも試してみたいし、彼のことももっと認知されるのではないかと考えます。この作品では曲ごとに編成や使用楽器が変わり(最小ではトリオ、最大ではセプテット)、攻めるピアノもあれば内省的に聴かせるナンバーもあり、トータル・サウンドも緻密に計算されていてスケールの大きさを実感させます。

1曲目のバスクラの導入からワクワクし、本編の2曲目の鞭打たれるベースに嵌り込みます。この時点で、この作品がもはや抜けられない媚薬であると悟ります。3曲目には叙情的に奏される澄み切った水の如きピアノに心が安寧になります。そして5曲目。豊潤なアンサンブルとともに奏でられるテーマにクラクラ来ます。フレディ・ハバードに捧げられたこの曲はソロイストもエモーショナルで、トランペットとアルト&テナーの盛り上がりにも痺れます。続く6曲目もエスビョルン・スヴェンソンへのオマージュだそう。暖かみのある爽やかな曲調でグジェフ・ピョトロフスキのソプラノが冴え渡ります。タイトル曲である7曲目は静かな中にも熱を帯びていく展開が絶品ですね。9曲目のメロディも感情が高ぶりますし、10曲目のアレンジのカッコ良さなどは彼の器の大きさを証明していると思います。

同じポーランドのピアニストであるピョートル・ビレゾウも、ほぼ同時期に新譜をリリースしてきたので両方とも聴くことが出来ました。作品のカラーやスタイルはかなり異なりましたが、その水準の高さにはどちらも目を見張るものがあります。これからも知られざる名手が紹介される機会が増えることを切に望みます。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/12/25(金) 23:59:21|
  2. Piano
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  4. | コメント:0
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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