イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#924 Echo/Alyssa Graham (Sunnyside-CD)

Alyssa Graham - Echo

1.America
2.Pictures of You
3.Echo
4.Arkansas
5.My Love
6.Butterflies
7.I Burn for You
8.Involved Again
9.Once Upon a Summertime
10.Coming Home
11.Izaura

Alyssa Graham (vo) Jon Cowherd (p,fr-h,org,vo) Romero Lubambo (g,vo) Doug Weiss (b)
Obed Calvaire (ds) Jeff Haynes (perc) Gregoire Maret (harmonica) Douglas Graham (g)
Sachi Pattituci (cello) Lawrence Dutton (viola) Elizabeth Lim-Dutton (vin) Laura Seaton (vin)

Rec-Unknown



彼女は昨年に初来日を果たしているのですが、実はそのライブを観に行っておりました。そしてそのリラックスした楽しいステージを満喫して帰ってきました。何故ログを挙げていないのかといえば、自分の周辺でかなりの修羅場があったのでそれどころではなかったというのが本音なのですが、そんな状態で何故出かけられるのかといえば、ご招待されたというのが実情であります。はい、何とも卑しいパターンです。それと普段はなかなかヴォーカルのステージを観ようと自分から行動することはないので、この際どういった感じなのか経験してみたいという衝動もありました。なんだかんだで融通をつけてしまうところに説得力のなさを露呈しているのが我ながら残念であります。

昨年の7月中旬の暑い盛りにそのステージは行われました。ヴォーカルのアリッサ・グラハムのバックを務めたメンバーはピアノにジョン・カワード、ギターにダグラス・グラハム、ベースにリチャード・ハモンド、そしてドラムにダン・ライザーというカルテットがサポートしていました。ピアニストはブライアン・ブレイド・フェローシップのメンバーですが、このアルバムでもプロデューサーとしてサウンドの核を担っています。ギタリストはアリッサの旦那さんなんだそうで、まさにおしどり夫婦ですな。ベーシストは数多くのヴォーカリストをサポートするエレベとウッドの両刀使いで、ドラマーはノラ・ジョーンズのグループの結成時のメンバーなんですね。リズムの二人はこのアルバムには参加していませんでした。

近年のヴォーカルは、無理にジャズ云々の範疇で語ることが憚られるくらいに多様なスタイルを持った表現者が多いですねぇ。このアリッサ・グラハムに関しては「フォーキー」というタームで括られていることが多いようですが、彼女自身もそのように理解されることを望んでいることがインタビュー記事に載っていました。このアルバムは彼女のセカンドになるようですが初めて国内盤としてもリリースされた作品で、訪れたブラジルやインドやヨーロッパでインスパイアされた経験が楽曲に反映され、メンバーのオリジナル以外にもポール・サイモンやスティング、そしてジョビンのナンバーなどを取り上げ、ノン・ヴィヴラートでシンプル且つマイルドに表現しているのも好感が持てます。

ピアノの詩的な世界に爪弾かれるアコギ。カワードとルバンボの男性コーラスもソフトに絡み、曲によっては添えられるストリングスやハーモニカがその柔らかさを増幅させます。個人的には1曲目から3曲目までの流れがとても心地良いですね。このアルバムの目玉とも云える8曲目は元来ビリー・ホリデイが歌うはずだった曲だそうで、長らくお蔵入りしていたその曲を彼女が初めて歌ったんだそうです。ジャック・リドアンというこの曲の作曲者が彼女の旦那さんの実家の隣に住んでいたという縁から始まったそうで、もちろん彼女の実力があるからこその抜擢で、ここではシットリと感情的に歌い上げていて白眉の出来です。ラストのボッサは彼女の懐の深さが如実にあらわれていて、どんな曲でもしっかりこなす力量に満ち溢れています。

ジャズ・テイストはどちらかといえば薄めですが、やはりノラ・ジョーンズが好きな方は気に入るのではないでしょうか。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/01/11(月) 02:44:38|
  2. Vocal
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  4. | コメント:0
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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