イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#926 Promises/Will Vinson (Nineteen Eight-CD)

Will Vinson - Promises

1.Albemarle
2.Believer
3.Philos O'fur
4.Rose Tint
5.Adventures of Bagpuss
6.Promises
7.Lagonic
8.Leafy

Will Vinson (as,ss) Aaron Parks (p) Lage Lund (g) Orlando le Fleming (b)
Rodney Green (ds→except3) Ari Hoenig (ds→only3)

Rec-2006



ロンドン生まれのサキソフォニスト、ウィル・ヴィンソンの "It's for You"(Sirocco) に続くセカンド・アルバム。彼のリーダー作を聴くのは初めてですが、サイドにつられてだいぶ前に買ってみたものです。このアルバムにも1曲だけ参加しているドラマーのアリ・ホーニッグの作品 "Bert's Playground"(Dreyfus) では、逆に彼がサイドとしてアルトを吹いていて、それを自分は既に体験しています。彼は昨日までラージュ・ルンド、ベン・ストリート、ヨッヘン・ルッカート(彼はアーロン・パークスのグループで来日した時に観ました)とともにヨーロッパ・ツアー中だったようで、以前にも書きましたがラージュ・ルンドはダヴィッド・サンチェスのグループでこのギグの後すぐに来日します。ちなみにこのアルバムのピアノのアーロン・パークスは彼のデビュー作にも参加しているようですねぇ。ということでコレにも俄然興味が湧いてきているところです。それとこのアルバムの1曲目と6曲目が彼のウェブサイトでフルサイズで聴くことが出来、他にはカート・ローゼンウィンケル(彼も来日が決まりましたね)とのライブ音源等もアップロードされているのでまずはお試しあれ。

なんというか、音的にはコレに近いメンバーでの演奏を他でいろいろと聴いているので、出てくる音がある程度想像出来て、そういった意味合いでは新鮮味といったものはさほどないのですが、やはり好みのメンバーの演奏であることから満足度は充分に得られました。全てがウィル・ヴィンソンのオリジナルで固められており、それらがよく練られた楽曲ばかりで一聴してすぐ理解できるような平板な曲が皆無であることは、アーロン・パークスやラージュ・ルンドのアルバムにも共通するような香りを放っておりなかなか奥深いです。ヴィンソンはフルートなども吹きますが、ココではアルトとソプラノを使用しており個性的なメロディをいとも容易く繰っています。そしてその音色は実に軽やかでふっくらとした印象ですが、曲調が現代的な解釈でしかも陽的なものが無いに等しいのでそれほど派手さは感じられません。ただし5曲目のような疾走感抜群の曲では、湯水の如く溢れ出る旋律が強烈で、その熱を帯びたリフとともに脳裏に深く刻み込まれます。この曲のアーロン・パークスの爆発具合もスリリングで、デビュー時のアルバムから比べればひと皮もふた皮も剥けた個性を開陳してくれていて嬉しいものがあります。それとラージュ・ルンドの存在感はやはり抜群ですねぇ。彼のギターが加わると空気が確実に変わりアルバムの印象をも支配します。このアルバムでもホーンライクなギターが何とも心地よく、またタップリと執られたソロは流麗で唸らされます。

前述した通りの聴くごとに印象が変化していく(その奥深さに気づかされる)作品で、さらなる新たな発見を求めて繰り返し聴かされると云った、自分にとっては好い傾向のアルバムになっていました。なんともスルメ的な作品です。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/01/21(木) 02:57:04|
  2. Alto Sax
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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