イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#930 Purpose Built/Michael Janisch (Whirlwind-CD)

Michael Janisch - Purpose Built

1.Precisely Now
2.Adelante
3.Love is a Many Splendored Thing
4.Shumshi
5.Milestones
6.Serenade of the Seas
7.Pukl-n-Pappo
8.Sofa Stomp
9.Lost Creek
10.Blood Count
11.Beep
12.Moment's Notice

Michael Janisch (b,el-b) Aaron Goldberg (p) Jim Hart (vib) Jason Palmer (tp)
Paul Booth (ts) Walter Smith III (ts) Patrick Cornelius (as) Mike Moreno (g)
Phil Robson (g) Jonathan Blake (ds)

Rec-2009



3月にはデイヴ・ホランド閣下のアルバムが2枚リリースされる予定になっているけれどこれはどういうものだろう?他にはジェリ・アレン女史の作品も予定があったり、重鎮デヴィッド・スペンサー・ウェアのソロまでもがラインナップされていたりと、相変わらず山ほど出る新譜情報に振り回されています。ちょっと許して欲しいぐらいの量にクラクラしている日々です。

ここのところは既に大量に届いている新譜を、とりあえずチャンネルのザッピングをするが如く軽めに流し聴きしていました。というのも手元に来たのが1月だけでも25枚オーバーという量で、アホみたいに拍車がかかった状態が年末から延々と継続していて、1枚にかける時間が必然的に少なくなるという本末転倒な状態に陥っています。グッとくるものも結構多く嬉しい悲鳴を上げていますが、やっぱり全てをシッカリと聴き込まなくちゃね。そんな中、このアルバムにはやはり手が止まってしまい、改めて真剣に何度も向き合っているところです。そもそもコレは取り寄せる当初からかなりの期待を抱いていましたが、やはり期待に違わぬ内容でなかなか骨っぽく、そこはかとなく不思議な雰囲気も漂っていて思わずニヤニヤしています。

ゲイリー・ハズバンド・ドライブでベースを弾いていたマイク・ジャニシュのどうやら初リーダー作となるアルバムのようです。彼は既にサイドでの仕事がそれなりにあって、未聴ですがピアノのアレックス・フットン "Alex Hutton" の作品にも参加しています。折りしも1月にはアーロン・イマニュエル・ライト "Aaron Immanuel Wright" の初リーダー作など、ニューカマーのベーシスト達の新鮮な作品にたくさん触れることが出来ました。

今までに聴いたものから推量してきたジャニシュへの力量の期待と、参加しているマイク・モレノやアーロン・ゴールドバーグ、ウォルター・スミスやジョナサン・ブレイクなどのメンツの豪華さに惹かれて買ってみたものですが、取り寄せる前にそもそも勘違いをしていたのは、曲ごとに編成が細かく変わっていたということ。ハナからずいぶんとデカイ編成で演っているなぁ、ギタリストが二人いたりしてなんか変だなぁとはうすうす感じてはいたのですが。最小でデュオ(12曲目でエレベ&ドラム!短いけどすげぇカッコいい!)、最大でセクステット(11曲目、これも爆発しています!)といった組み合わせになっており、ギターのシブいハーモニーやクールに響くヴァイヴなど、曲ごとに質感の違いが感じられなかなか面白く聴けます。かなり現代的な解釈で、なかにはハードな演奏もあるのでその印象が強くなるのですが、3曲目のピアノ・トリオや9曲目のギター・カルテットなど、正統派と云っても差し支えないようなサウンドも混在しているところが面白いです。

マイルスやコルトレーン、ビリー・ストレイホーンの曲を編みこみながらも、それに余りある際立ったオリジナル・トラックの濃さがジワジワと効いてきます。全12曲のうちジャニシュのエレベ占有は3曲(2曲目と8曲目、12曲目)で、他は全てアコースティックです。グングンと攻めてくる4曲目のようなライン取りは気持ちいい。5曲目の跳ねるようなベースも好みです。エレベでもスピーディでスリリングな表情も魅せ、この人やっぱり巧いです。それと楽器の特性上もあるでしょうが、インパクトに残るのがジム・ハートのヴァイヴ。彼は4曲(1,4,6,11曲目)に参加していますがメタリックな質感が堪らないです。二管のフロントが醸す、思い切りクセのある展開が強烈な2曲目や、ジェイソン・パーマーがバリバリ吹くカッコいいトランペットに、いかにもマイク・モレノと云ったギターが絡む7曲目などグィングィン惹きつけられます。ジョナサン・ブレイクのドラムも勝負どころでは見事に炸裂していて、やっぱり嵌り込んでしまう威力が満載で改めて買ってよかったとご満悦の作品でした。

ユニオンのサイトでは、ニューヨークのコンテンポラリー・ジャズ好きは見逃せないとの惹句で煽っていますが、まさにその通りの内容であると感じました。個人的には大当たり!

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/02/06(土) 03:06:37|
  2. Bass
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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