イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#945 Theater Tilters Vol.2/Atomic (Jazzland-CD)

Atomic - Theater Tilters Vol.2

1.Roma
2.Sanguine
3.Edit
4.Two Boxes
5.Barylite

-Atomic-

Fredrik Ljungkvist (ts,bs,cl) Magnus Broo (tp) Havard Wiik (p)
Ingebrigt Haker Flaten (b) Paal Nilssen-Love (ds)

Rec-2009



なるほど、ツイッターというのは何かと利用できるものであるなぁと実感した次第です。色々と気になるキーワードをブッこんでみると興味深い情報が取れて面白い。先日のエントリーでpiouhgdさんにご教示頂いたアトミックのCDの件を検索するとしっかりとソレが出てきた。"Vol.2" に関しては本来は8月予定であるということ、先日のライブの期間中に急遽 "Vol.2" が約100枚工場から直送されて来たということ、それとハコの関係でポシャりかけていた大阪公演も無事開催されていたこと等々。この流れでいくとこの時期に今回買えたCDを聴くことが出来ているのはやはりラッキーだったということでしょうねぇ。暫く待ってりゃ出回るのは理解しつつもやっぱり早く聴いてみたかったので本当に有難いことです。

かたやツイッターでアカウントをとって当方が発信した場合、オッサンがゴニョゴニョとつぶやくのをフォローしてくれる奇特なお方が居られるのかどうかは甚だ疑問ですなぁ。『現在来日中のニルス(ネルズ)・クライン (Nels Cline) の新譜 "Initiate"(Cryptogramophone) がかなりイカしていて最高!』とか、『アイヴィン・オプスヴィーク (Eivind Opsvik) の旧譜を一気に揃えて現在鑑賞中・・・』とか、『来日予定のダニー・グリセット (Danny Grissett) とステフォン・ハリス (Stefon Harris) のライブ観たいなぁ』とか、『アラン・アパロー (Alain Apaloo) の "Flood Gate"(Stunt) は予想以上のエスニック度だった!』とか、『探していた AALY Trio + ケン・ヴァンダーマーク (Ken Vandermark) のCDがやっと手に入った!』とかとか。うーむ、やっぱり情報として有益なことを発信しない限りこりゃぁ難しそうですねぇ。ツイッターがどんなものかすらよく把握していない人間ですが、自分の場合はフォロワーとして徹したほうが良いような気もします。

で、手に入れた2枚のCDをかなり聴き倒しました。公演のフライヤーに書いてありましたが、このアルバムはアトミックの10周年記念盤という位置づけの意味合いもあるようです。録音は両盤ともに2009年10月6日~7日の音源で、ストックホルムの "Teater Lederman"(リンクあり)というハコでの演奏です。古そうですが良い雰囲気の会場ですねぇ。二日間の演奏を2枚のCDにパッケージということで、その2枚の内容に明確な差異は感じませんが、曲の配置などの編集の妙を感じさせる「聴かせるアルバム」に仕上がっていました。

"Vol.1"の1曲目はこれからのライブでも看板となるトラックになりそうですし、2曲目は「静寂」から「動」への進行のさせ方がなかなかスリリング、3曲目はこのグループらしいテンポが変幻自在の爆発力のあるトラックで、ニルセン・ラヴの暴走が止まりません。4曲目は互いの駆け引きが引き立ったナンバーで、ラストはトリッキーな印象すら漂うインパクトの強い曲を〆に持ってきています。"Vol.2" の1曲目に置かれた "Roma" は既知のナンバー("Happy New Ears!" に収録)で、ライブならではの攻めの演奏が熱いです。2曲目はパラグラフを多く仕込んだかような変化に富んだ一品になっており、3曲目はユンクヴィストのバリサクがダークに潜行し、4曲目はホーヴァル・ヴィークのキレるピアノが印象的で、曲の後半の怒涛のプッシュに屈します。そして "Vol.2" のラストもどうやったらこう云う旋律が浮かんでくるのか理解に苦しむほど絶妙なメロディ・ラインで、一度聴いただけで惹きつけられ即座に脳髄に刷り込まれる強烈なインパクトを有しています。

今回は新曲を中心としたステージになりましたが、知らないはずのこれらの曲が彼ら独特の色づけによってあたかも聴き覚えがあるかのように錯覚させられることが多々あり、いかに個性が突出したグループであるかということを改めて認識させられました。CDを聴くのみではその面白さや凄さを100%理解したことにはならないことを、ライブを観る事によって実感してしまいます。特にフリーやインプロに関してはその念を強くします。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/04/19(月) 04:53:13|
  2. Combo
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<#946 That's Gonna Leave a Mark/Matt Wilson Quartet (Palmetto-CD) | ホーム | #944 Theater Tilters Vol.1/Atomic (Jazzland-CD)>>

コメント

>オッサンがゴニョゴニョとつぶやくのをフォローしてくれる奇特なお方が居られるのかどうか

少なくともここに一人はおりますよ。(笑)

このライブ盤はいいですね。
2枚ともよく聴いています。
イメージとして繋がったのが、オーネットのゴールデン・サークルの2枚とか、ドルフィーのファイブ・スポットとか、エルヴィンのライトハウスだとか。
オーネットとドルフィーのは恥ずかしながら未聴なんですけど。(笑)
  1. 2010/04/19(月) 13:15:34 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

>少なくともここに一人はおりますよ。(笑)

おぉ、嬉しいことを言ってくれますね(笑)。発信することの内容ばかりに気をとられて、ろくなことにならないような気もしますが(笑)。オッサンの私生活を晒してもしょうがないので、ツイートするならやっぱりジャズ関連になりそうですし、自分が見知った新譜情報とか感想が中心になってしまうのでしょうね。アカウントを取ったら、このブログのどこかでお知らせしますね。

彼らの音楽は一般的にはフリーやインプロヴィゼーションの範疇として語られるのでしょうが、綿密に計算されたスコアがあってその上であのパフォーマンスがあるので、思いのほかフリーキーさを感じさせませんねぇ。ですからブロッツマンあたりのサウンドとは違うので、物足らないと思うフリー好きが意外と多いような気もしています。

昔はフリーをあまり聴かなかった当方も、今となってはどちらの対照も興味津々であるのですが(笑)。
  1. 2010/04/19(月) 19:29:18 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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